モンスターを仲間にできないドラクエがある理由

 なんで全部のドラクエにモンスターを仲間にするシステムを入れないのか解説

スラ退治

 ドラゴンクエストはモンスター退治の旅

 倒したはずのモンスターが起き上がって仲間になりたそうにこちらを見ているということは、討ちもらしたということです。息の根を止めていたと期待していたプレイヤーをガッカリさせるのでストーリー上の理由が必要です。

 ドラクエ5の主人公は魔界との扉を守る一族の母親から受け継いだ力。

 ドラクエ6の魔物使いという職業は夢の世界にあるダーマ神殿でなることができる夢の力。スライム格闘場も夢の世界にしかない。夢と現実をかき分けたからできたこと。

 それと、倒したら金が手に入るのはモンスターをバラして素材を売っているからなんじゃないかとか、難しい問題もあります。
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ミレーユは主人公に気があるのか?

 エンディングでミレーユが主人公に言うセリフ「私が うらなってあげる。あなたの すてきな未来を。」
 このセリフ、好意的に受け取ることができますが、解釈の仕方では逆になる可能性もあります。
 ミレーユは占い師に弟子入りして水晶で占いをします。女が、好きな男を水晶で占いますかね?。男の隣に自分とは違う女が映るのを見たくないと思うんですけど。
水晶1
 どちらにせよドラクエ6は現実の世界を現実っぽく描いているのでカップリングは簡単には成立しません。

焚き火のシーンに隠されたメッセージ

 ドラクエ6のテーマは発見で隠されたメッセージを見つけるゲーム

スラ寝

 焚き火の前で寝ている主人公はボタンを押さないと起き上がらない。焚き火を消すのか決めさせる。これらは【操作性を利用した遊びのゲーム】というメッセージ。

 アニメのようなものを見ているだけではなく、主人公を手足のように使って製作者とプレイヤーが遊ぶ構造になっているという説明です。オープニングで分かりやすく説明してしまうと「どんなゲームなんだろう」という楽しみがなくなってしまうので、自然な形で伝える手段がとられました。

 製作者が全部説明してしまうとゲームになりません。このように各所にメッセージを隠して「見つけられるかな?」というのがテーマの発見という意味。説明テキストを用意せずテンポとリプレイ性を守って、ゲームという言葉の意味にこだわっています。

 当時の自分の反応「こいつボタンを押すまで起き上がらなかった。このゲーム、俺に何か伝えたいことがあるようだな」

テリーとバーバラのカップリングは不正解

 バーバラテリーのことをイケメンだと言ったのは、プレイヤーにテリーがイケメンだと念押しするためです。

 ドット絵のゲームだから、テリーという名前やカセットなどにテリーが描かれているのも彼がイケメンだとプレイヤーに伝えるための工夫。イケメンだから、それを含めたバランス調整もしてあります。

 ドラクエ6は夢と現実をかき分けているので現実はシビア、カップリングはありません。主人公もバーバラはフェイク、ターニアは演技、ミレーユは脈なし。

テリーのステータスが微妙な理由

 キャラクターの強さの基準はプレイヤーに使ってもらえるかどうか。イケメンはイケメンというだけで使ってくれる人がいる。テリーはゲームバランスのために、ひかえめなステータスをしています。

 ドラクエの仲間には基本的にイケメンがいません。これは主人公のポジションが奪われる可能性があるから。そこに挑戦してテリーを投入しましたが、難しいドラクエ6を上手く遊べず八つ当たりで引換券などとイジって遊ぶプレイヤーが出てしまいました。

テリスラ